2014年12月29日

ハリソン内科学



記載的な内科学疾患の教科書の執筆を止めて病態生理学に踏み込もうと言う意図を持って書かれたハリソン内科学。そこで原題には「Principles」の言葉が採用されている。生物学・医学の世界にあって基礎原理を明らかにしながら現象を記載する事はなかなか難しい。しかし近年の研究の成果もあって分子レベルも射程に据えて身体構造及び疾病の生理学及び病態生理学的な解明が進んでくると、病態生理機構と臨床との橋渡し的な書籍を記述することも充分に可能になっている。内科学と言えばハリソンと言われる程の名著は教養ある医師陣によって堂々と記載されている。大著である為に2冊のボリュームに分かれているが、ポケット版もあるので医学生はもとより医師の先生方にも使いやすい利便性も考えられている。
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posted by Libellus Medicinus Mundi at 02:35| Comment(0) | 書評 | 更新情報をチェックする
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