2015年01月02日

First Aid for the USMLE Step 1 2015



言わずと知れた米国医師国家試験USMLEの対策本である。これ一冊で勉強も出来、また勉強のための要約本を探すことも出来るので非常に有用な本である。STEP1は原則として基礎医学に関する知識を問われるので、解剖学・生理学・生化学をはじめとした基礎医学系科目の中で重点的にUSMLEに出題される箇所を中心に書籍が構成されている。学科毎のまとめと、器官系毎のまとめとの両方によって総合的なアプローチが可能となる。例えば解剖学や生理学などの要約を学科ごとに復習した後に、循環器系・呼吸器系等についてそれぞれの解剖・生理・生化・薬理について網羅することが可能となるのである。定期試験や最終試験など、医学部における勉強にも使いようによっては充分に対応できる。参考書選びの項目ではランキングを付けると同時に、長所・短所を明らかにしてあるので非常に有難い。
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2014年12月29日

ハリソン内科学



記載的な内科学疾患の教科書の執筆を止めて病態生理学に踏み込もうと言う意図を持って書かれたハリソン内科学。そこで原題には「Principles」の言葉が採用されている。生物学・医学の世界にあって基礎原理を明らかにしながら現象を記載する事はなかなか難しい。しかし近年の研究の成果もあって分子レベルも射程に据えて身体構造及び疾病の生理学及び病態生理学的な解明が進んでくると、病態生理機構と臨床との橋渡し的な書籍を記述することも充分に可能になっている。内科学と言えばハリソンと言われる程の名著は教養ある医師陣によって堂々と記載されている。大著である為に2冊のボリュームに分かれているが、ポケット版もあるので医学生はもとより医師の先生方にも使いやすい利便性も考えられている。
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